自分が好きな漫画の感想などを書いています。時々、不得意なジャンルの漫画なども読んでみて、感想も書いています。漫画についての感想、情報を書いているサイトになっています、
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第14号「バスタード」
本日と明日は特別編。
この日本には終わらないマンガ、終わりそうにないマンガ、連載が再開しないせいで終わりそうにないマンガが幾つかある。
その中でも特に終わりが見えないのがこの「バスタード」。
1987年、読み切りから少年ジャンプで連載がスタートした本作は、当初、ファンタジー色の強い、お色気、コメディバトル漫画であった。
しかしSF要素を交え、連載が不定期になるにつれて、物語は宇宙規模へと発展していき、天使、悪魔の登場、エルフ、ドワーフの参戦、巨人族などの存在が世界観を混沌とさせ、黙示録へと展開する物語は、ますますもって方向性がみえてこなくなった。
私個人としては大好きな作品で、なんでもあり、な部分がいいと感じているが、物語の終わりが予想できない。
明日、掲載予定の終わらないマンガの方は、なんとなく見えてはいるものの、この物語ばかりは本当に分からない。
しかも最新刊(と言っても数年前に出た)27巻に関してはほとんど物語りは進まず、エロス描写が多用されたバトルでほとんどが終了している。
この先、どこにへ向かうのか、いつ最新刊が発売されるのか、待ち遠しい。
壮大すぎる世界観がお好きな方、天使、悪魔の話が好きな方にはおすすめの作品である。
第13号「双星の陰陽師」1巻
ジャンプSQで連載されているこのマンガ。陰陽師を題材にしながらも、時代は現代に設定されている。
禍野と呼ばれる異世界から現れる「ケガレ」を退治すべく古来より陰陽師が活躍していた。
主人公ろくろはある事件から共を複数人なくしたトラウマから、陰陽師の素質を備えながら、陰陽師を止めてしまう。
そんなある日、空から降ってきたヒロイン紅緒と事件に巻き込まれ、禍野へ入ったろくろは、忌まわしき呪いの力で巨大なケガレを退治する。
話は王道の少年マンガである。トラウマを持った主人公、ヒロインとの強制的な共同生活、秘められた強大なる能力。
読んでいてどこか懐かしさを感じながらも、ザ少年マンガと呼べるフォーマットに思わず引き込まれてしまう。
作者の助野嘉昭氏のタッチも迫力があり、アクションシーンも爽快だ。
久しぶりに少年マンガを読んだ、という気分にさせてくれるマンガなので、爽快感が足りないと思う方にはおすすめだ。
また王道だが主人公が修行をして強くなっていくのもまた、このマンガの魅力である。
第12号「暗殺教室」1巻
ジャンルが未だに分からない。
この作者松井優征氏が以前書いた「魔人探偵脳噛ネウロ」がそうであったように、ジャンルで区別がつけられないのが松井氏の作風だ。
この暗殺教室も1巻から、ギャグ路線ではあるものの、シリアスもアクションもSFも入っている。
物語としては月を破壊したタコのような究極生命体が世界に要求したことは、ある落ちこぼれ学級の先生になること。そしてその生徒たちに日本政府は究極生物「コロセンセー」を暗殺してほしいという依頼をする。
通常兵器では殺せない生命体を対特殊素材のおもちゃのような武器で暗殺を試みる。
クラスのモットーは「健全に堂々と暗殺しましょう」。
ブラックユーモアが効いているマンガの中には、先生と生徒の絆が深まっていく描写もあり、不思議とすがすがしさもある。
「コロセンセー」の過去にもまた、辛い何かがある伏線が張られているので、これからまた読んだから、ここに書かせてもらいます。
こんにちわ、こんばんわ。
本日の漫画は私の大好きな漫画の1つ、「NARUTO」でございます。
ゆっくりしていってください。
↓
第11号「NARUTO」1巻について
今年、見事に堂々たる完結を迎えた少年ジャンプの看板マンガ「NARUTO」。
何故、今頃になって1巻について書くのか?
そう思う人も居るだろうが、敢えてわたしは言いたい。終わったからこそこの素晴らしきマンガの最初の第一歩を振り返りたい、と。
ということで読み返してみた。
里の悪戯小僧ナルト。忍術の基本たる分身の術すらもまともにできない、忍者とも呼べない少年。
ただ1人、担任のイルカ先生だけは身寄りの無いナルトの面倒をみて、話かけ、助けてくれた。
里の住民はナルトの忌まわしき呪い、九尾の狐を体内に宿した忌まわしき子供、としてしか接しなかった。
ただ1人、イルカ先生だけが彼を認め、彼は里の住民であり自分の優秀な生徒だ、言ってくれた。
九尾の狐が里を襲った時、イルカ先生も家族を失い、ナルトの寂しさを誰よりも理解していた。
だからナルトを認め、ナルトの辛さ、寂しさを分かってくれたのだ。
里の禁術の巻物をミズキ先生が狙ってナルトを利用した時も、イルカ先生は自らの命が危うくなりながらも、ナルトをかばった。
1巻を初めて読んだ時、イルカ先生のこの思いに涙した記憶がある。長いナルトの歴史の中で、初めてナルトを認めてくれたのがこの、イルカ先生なのだ。
1巻を読み返し、この感動を思い出した。
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第10号「ONEPUNCH-MAN」
タイトルはこれで「ワンパンマン」と読む。
アニメ化もされ有名なマンガである。
1巻の冒頭、某世界的に有名なドラゴン〇-ルのピッコ〇に似ている、環境汚染で誕生した怪人が登場し、街を破壊、人を殺害しようとする。
そこに現れたのが、スキンヘッドで、格好良くはない全身スーツにマントをはおった「趣味でヒーローを行っている」男。
クオリティーの高いマンガの中に突如として描かれる、ノッペリとした二次元の主人公には、ぽかんとさせられる。
この趣味でヒーローをしている男に、怒り心頭の怪人は巨大化、ヒーローに襲いかかるも、パンチ1つで怪人は粉砕されてしまう。
タイトル通りこのマンガ主人公はパンチ1つですべての悪を蹴散らす、強靱的な力を備えている。
3年前、就活中に怪物に遭遇した主人公はヒーローになることを決め、3年間、髪の毛がなくなるほどの努力をした。その結果、凄まじい能力を手にしたのだが、敵との攻防は微塵もない。ただ一撃で敵を倒してしまうチートな能力をてにした。
1巻後半ではやはり単独でヒーロー活動をしているサイボーグ戦士が登場するが、どちらかというとそちらの方が主人公に見える。
主人公サイタマのあまりの強さにサイボーグ戦士ジェノスは彼に弟子入りする。
このマンガ、アクションシーン満載とヒーローものとしてのおもしろさを兼ね備えながら、ギャグマンガである。基本は圧倒的な力をもった、とぼけた主人公を中心に真面目すぎるサイボーグのやりとりが面白い。
アクションが苦手な人にもおすすめの、あっというまに読めてしまうマンガである。