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漫画レビュー

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漫画レビュー:アメコミ アクションコミック 感想

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漫画レビュー:アメコミ アクションコミック 感想

毎度様です。
本日から少しの間、アメコミについて書きたいと思います。
    ↓
第66号「スーパーマン:アクションコミック
「スーパーマン アクションコミックス」の画像検索結果

概要

近年、アメコミは映画で多くが描かれている。
日本でも近々ではワンダーウーマンがヒットチャートに名前を連ね、今や世界的に主流映画ジャンルになってきている。
その原作として日本でも定着しようとしてきているのがアメリカンコミックだろう。
初心者の方に説明すると、アイアンマン、キャプテンアメリカは「マーベルコミックス」という会社が制作している。
スーパーマン、バットマンは「DCコミック」が制作している。
この点を押さえていれば、映画の鑑賞時も混乱しないで済むだろう。
話を本題に戻すとしよう。
今回紹介する「アクションコミックス」とは、DCコミックが1938年に創刊した、世界で初めてのスーパーヒーローを題材とした雑誌である。
2011年、DCコミックは複雑になったスーパーヒーローの設定を1からやり直す試みを行い、このアクションコミックもVol2として、新しいスーパーマンの物語となったのだ。

物語

大都会メトロポリス。
ここでは近頃、凄まじい速さで移動し、怪力で人々を救う謎の男が話題となっていた。
新聞社に勤めるクラーク・ケントまたの名を《スーパーマン》警察官たちは彼を射撃するが彼の体は弾丸を通さない。だからいつも逃げられてしまっていた。
そんな時、列車の事故を防ぐべく、列車を止めたクラークは、列車と建物の壁に挟まれ、意識を失ってしまう。
次に目が覚めた時、クラークは電気椅子に縛り付けられ、軍の施設に置かれていた。
彼が逃げようとすると高圧電流が流れ、能力を発揮できなかった。
この実験を観察していた男こそ、レックス・ルーサー博士であった。
彼はスーパーマンに興味を抱き、彼の体を研究していたのである。
そしてある電話で彼がクリプトンという星からやってきた宇宙人であることを知っていた。
毒ガスを浴びても死ぬことのないクラーク。そして皮肉の笑みを浮かべたクラークに苛立ちをおぼえたレックスは、電流を再び流すように部下へと指示する。
その時、クラークは怪力で椅子を破壊、回復したパワーで軍の施設から脱出を試みる。
するとある部屋で彼は自らが地球へ着陸した宇宙船を発見、小型化して持ち帰る。
この事態を受け、ジョン・コーベン軍曹はスーパーマンと同じ力を持つパワードスーツの実験機へ乗り込み、実験を急がせた。ところが何者かに軍曹は操られ、暴走を開始する。
街ではロボットが暴れる中、人々をクラークが守っていた。そこへ暴走する軍曹が現れ、クラークと対峙した。
戦いの中、突如として街が消えてしまう。
唖然とするクラークはしかし地球軌道上に浮遊する宇宙船の姿を見つけ、そこに街の人々が捕まっていることを知り、宇宙へとジャンプするのだった。
《コレクター》宇宙の各惑星を回り、街を小さくして補完する宇宙人。そしてジョン・コーベン軍曹を操る宇宙生命体。
軍曹と合体したコレクターと対峙するクラークは、宇宙船の中で自らの故郷クリプトンのスーツを発見、それに着替え、スーパーマンとして戦いに挑む。

感想

DCコミックがすべての作品の設定をリセット、やり直しを始めたNew52のメインタイトルとして話題となった本作品は、上記の通りスーパーマンのリブートである。
映画業界では「マン・オブ・スティール」や「バットマンダークナイトトリロジー」など、リブートは当然の如く行われてきたが、80年の歴史を一新するのは、DCコミックでは初めてのことであり、このスーパーマンも設定の大まかな枠組みは変わっていないものの、登場人物たちの立場やクラークのキャラクターなどが変化している。
ましてや今回のアクションコミックは、スーパーマンにクラーク青年がなるまでのエピソード0であり、正直、DCコミックの象徴であるスーパーマンの姿はまだない。
ただ完全なるヒーローが居ないように、完璧なスーパーマンもまた、最初は失敗もする。恐れられる。それでも人を救い、自分のできることをする。
これこそヒーローの正しい姿なのだろう。
残念ながらアクションコミックはこれ以降の物語が翻訳されておらず、すでにNew52は終了し、次期の「リバース」がスタートしている。
そちらの「リバース」はしかしこの設定を受け継いでいるので、是非とも読んでいただきたい。
初心者には入りやすいと思う。

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アメコミは正直、安価ではありません。日本の単行本と比較すると大きさもかさばります。
ですが日本の単行本を10巻そろえるよりもお得です。アメコミはストーリーが1冊で完結しているか、あっても3冊ほどです。ですので長期にわたる日本のマンガ連載を集めるよりは、相対的にみると安いです。


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