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漫画レビュー

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漫画レビュー:バットマン梟の法廷 感想

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漫画レビュー:バットマン梟の法廷 感想

毎度様です。
本日はDCコミックの一大改編New52の代表作、バットマンの新たなる始まりの物語。
    ↓
第67号「バットマン梟の法廷
「バットマン 梟の法廷」の画像検索結果

概要

バットマンことブルース・ウェインは、ゴッサムの街を守護するバットマンとして活躍している。
誰もが知っているこの設定なのだが、今回のバットマンはこれまでとは違ったアプローチで描かれたバットマンとなっている。
この後に発表された「ゼロイヤー」がバットマンの誕生を描き、この「梟の法廷」はバットマンが活躍をはじめて5年目の出来事という位置づけになっている。

物語

物語の冒頭、精神患者が収容されているバットマンお馴染みの精神病院アーカムで暴動が起こる。そこに突入したバットマンは宿敵ジョーカーに変装した相棒ナイトウィングと以前の宿敵と戦い、暴動を鎮圧した。
「バットマン 梟の法廷」の画像検索結果
そのあしで屋敷に戻ったブルースは、パーティーへ出席、そこでリンカーン・マーチという実業家と知り合いになる。
その後、街で身体中を小さなナイフでつき指された男の死体が発見され、バットマンはそのナイフの刻印から新たなる敵「梟の法廷」と戦う事になる。
「バットマン 梟の法廷」の画像検索結果
梟の法廷を追いかけるバットマンだったが、ブルースの姿で実業家のリンカーンと会合している最中、梟の格好をした暗殺者にブルースは突き飛ばされ、会合していタワーの上から落下してしまうのだった。
長い時代、ゴッサムを裏で操っていた梟の法廷の正体とは?
そしてバットマンがこの戦いに勝利できるのか?

感想

前号でも解説したように、アメリカには2つのコミック会社が存在しており、その1つ、つまりスーパーマンとバットマンを発行するのがDCコミックである。
しかし日本と異なり会社が版権を掌握するDCコミックでは、原作者、作画担当などを社員として雇い、第二次世界大戦前から書き続けている。
スーパーマンもバットマンも多くの原作者、作家に書かれてきたことにより、設定、歴史が複雑化しすぎた為、DCコミックスでは2011年に一大改変「New52」を行い、設定をリセットした。前号でスーパーマンの設定を書いたように、バットマンもまた設定が少し違っている。
最大の違いはバットマンの強敵だ。今回、新作ということで歴代の宿敵が登場するかと思いきや、出てきたのはオープニングの数ページだけ。
その後は新たなる敵梟の法廷が主軸となり、アクションメインではなく、敵の正体を探るミステリーになっている。
最終場面では錯覚に陥ったバットマンを表現すべく、本のページを逆さまにするなど、アートとしての手段もじつに優れた1冊になっている。
ただバットマンの設定を知りたい方にはオススメできないかもしれない。
設定をおおむね理解した上で読んでいただく1冊になっている。
現在ではこの梟の法廷の続編を含めたストーリーラインが主流のバットマンとなり、2017年現在、進行中の「DCリバース」というシリーズでも、設定が用いられているので、読んでいただきたい1冊だ。

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皆さんが想像する絵柄よりも今のアメコミは素晴らしく読みやすくなっています。
いかがでしょうか?

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感想(1件)


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