第6号「魁男塾」
『ワシが江田島平八であ~る!』
このマンガはこれに尽きる。
年代的には私よりもだいぶ上の先輩たちが夢中になったマンガであるこの「魁男塾」は、連載開始当初、全国の不良たちを集めて、厳しく教育する塾として、コメディテイストの強いマンガであった。
男とは何処までもまっすぐに進まなければならない、という無茶な命令から町の中をどこまでもまっすぐ、民家を破壊しながら進むなどという話もあった、
ところが 驚邏大四凶殺編から話は武闘派? の方向へ展開していく。
むちゃくちゃな技、こじつけなどはあるものの、男同士が戦い合い血みどろになって、最後まで戦い合い、友情を深める。そういったマンガへと進化していったのである。
名物キャラも多く登場し、三号生筆頭大豪院邪鬼などは大きさが校舎よりも大きく、初登場のシーンは笑えるほどの大きさである。
このマンガ、まだ現在も別のシリーズが続いているので、またここで感想を書かせていただきます。
ギャグとアクション物の中間、笑って泣ける男のマンガです。