忍者ブログ

漫画レビュー

自分が好きな漫画の感想などを書いています。時々、不得意なジャンルの漫画なども読んでみて、感想も書いています。漫画についての感想、情報を書いているサイトになっています、

マンガ「Y十M」は原作に忠実

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

コメント

ただいまコメントを受けつけておりません。

マンガ「Y十M」は原作に忠実


第7号「Y十M」

山田風太郎をご存じの方は、年齢層が高いはずである。この作家が活躍したのは、漫画家白土三平と同時期だからだ。

山田風太郎は小説家であり「明治」「室町」「江戸」などを舞台に歴史、ミステリーを得意とした作家である。特に有名なのが「忍法帖シリーズ」であろう。

奇想天外な忍法を使う忍者や曲者が数多く登場し、大名や公家といった地位の高い人間を、地位の低い忍者などが翻弄する話が痛快であり、エログロが混在する、大人のエンターテイメント小説である。

と、山田風太郎の話はここまでにしておこう。ファンとしてこれ以上書いては小説の話になってしまう。

本題のマンガ「Y十M」は、風太郎氏の小説「柳生忍法帖」を原作とした、柳生十兵衛が登場する剣豪小説である。

物語は会津藩主加藤明成が老中堀主水の一族を処刑した事から、一族の女たちが復讐を誓い、その指南役として柳生十兵衛が登場する。

しかし相手には芦名衆なる化け物じみた七人衆がついており、女たちと芦名衆との死闘が描かれる。

漫画家のせがわまさき氏は、山田風太郎ファンというだけあって、この作品以前にも原作として多くの山田風太郎作品をマンガ化している。だからこそ言えるのが、この人の風太郎作品は信用がおける。

原作に忠実であり、私が原作を読んだときのイメージ通りに絵にしてくれる。

山田風太郎のストーリーのおもしろさと、絵の巧みさ。このコンビの作品は随場抜けて面白い!

https://ja.wikipedia.org/wiki/Y%E5%8D%81M_%E3%80%9C

%E6%9F%B3%E7%94%9F%E5%BF%8D%E6%B3%9

5%E5%B8%96%E3%80%9C

PR

コメント

プロフィール

HN:
富士島神
性別:
非公開

カテゴリー

P R