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漫画レビュー

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漫画サラリーマン金太郎〜マネーウォーズ編〜とお金儲け2

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漫画サラリーマン金太郎〜マネーウォーズ編〜とお金儲け2

毎度様です、ジンでございます。
本日の漫画ブログは、サラリーマン金太郎と金儲けの第2回。
株式投資をするのでれば、ファンドに投資するのも、面白いかもしれない。
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「サラリーマン金太郎 マネーウォーズ編」の画像検索結果

第60号「サラリーマン金太郎〜マネーウォーズ〜2

勝負に負けて、躓きから始まった矢島金太郎の金融道。

次の舞台は革命後にバブル状態にあるナビリア。

ここには金太郎にとって苦い思い出の場所であり、妻・美鈴へプロポーズした国である。

そして今回はドルに対するナビリアの通貨ギラを売ることにあった。

これは予想がつけやすく、容易い仕事に思えた。

翌日、ギラを売ることに便乗、利益を追求するファンドが集まる中、連合軍ともよべる売りの集団は、ギラを売りまくる。

これによってギラはドルに対して価値を失っていく。

おりしも主要産業で唯一の資産である原油の生産調整に入り、ナビリアは一夜にして潰れる間際まで追い込まれてしまう。

ナビリアの独立を手伝い、苦悩を知る金太郎は、上の命令を無視して、ギラの買い走る。

さらにナビリア政府へ連絡し、金利を上げさせる。

その金利、なんと3000%!

そのことで売りの連合軍は手を引き、金太郎達は一人勝ちして日本円で一兆円の利益を得る。

しかしこれは売りに便乗したファンドなどを敵に回し、金太郎とういトレーダーの名前を世界に知らせる、狼煙となった。

(ここまではプロローグ後半の話し)

しかし第1巻の始まりは、引っ越してきた家の近くの河原で娘と釣りをする金太郎の姿であった。

矢島金太郎はこれまで、ヤマト建設で物作りの現場の最前線に立って、殴り合い、仲間と高め合ってそこに成果として建造物、構造物が目に見える形で誕生していた。

しかし、金融、証券の世界は数字である。利益が生まれるか損失が出るか。表か裏かの世界に金太郎は嫌気がさしてしまった。

そして欠勤しながら、1兆円もの巨大な利益を上げたトレーダーの報酬で、生活していた。

そんな中、妻の美鈴が札束を金太郎に渡して、競馬にでも行ってこい、と夫の背中を押す。

競馬場で札束をあっという間に使い果たした彼の横には、崩れ落ちた老人の姿があった。

全財産を失った男の果ての姿である。

金太郎は会社で言われた言葉を思い出す。

「日本国はこれ以上富を得ることはできない。そうなればパイの奪い合い。勝ち組と負け組に大きく分かれるだけ」

日本国を金で動かし、金の力で戦争をしかけてくる証券界の怪物、ジョー・ロスの顔がちらついた。

家に帰った金太郎は袋の中から札束を取り出す。7000万円。

最後の最後で賭けた三連単が七千倍になり、彼はまたしても金を手にしたのである。

そこに喜びなどはなく、家族も楽しい顔はしなかった。

息子の竜太は言う。

「自分が東大を目指しているが、暴走族あがりの親父が大金持ちになるなんて、東大目指すいみがあるのかね」

金太郎はその世、川縁の風に吹かれ、ヤマト建設時代の熱い思い出を思い出すのだった。


やがて会社に復帰した金太郎は、怪物ジョー・ロスが日本に仕掛ける戦争が何処の商材を巡る戦いになるかを予想し、日本国債が狙われるのでは、と考える。

そしてジョー・ロス来日の際に開かれたパーティに出席した金太郎は、そこで世界を金で動かす人々の中で、世界進出する。

折しもその場でマスコミと喧嘩となり、それがニュースとなった。

ところが金太郎が設立した金太郎ファンドには、世界各地から金が集まってきた。大物投資家加代もまた、金太郎に300億円を出資する。

こうして復活した金太郎の勝負が始まる。

第1巻の後半はテレビ局に対するTOB、公開買い付けである。

公平性を失ったテレビ局を買収することで、公平性のある番組を製作するというのが、金太郎の目的であった。

それに対してテレビ局は対抗手段に出るものの、株式は保有率が75%を越えると、上場廃止となってしまう。そこまで金太郎は視野に入れていたのである。

しかしこれは一般投資家が換金する前に上場廃止となる恐れもあり、危険なことでもあった。

この漫画を読んでいると、本宮ひろ志先生が自分の思いを代弁してくれている気分になる。

また経済、証券に関するニュースなどの解説的な役割もあり、将来的な投資を見据える若い人にこそ、是非とも入門として読んで欲しい。


原 作:本宮ひろ志
掲 載:週刊ヤングジャンプ
発 行:集英社

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怪物、ジョー・ロス








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