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漫画レビュー

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漫画:聖闘士星矢エピソードG

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漫画:聖闘士星矢エピソードG


第51号「聖闘士星矢エピソードG

聖闘士星矢がフルカラーで続編を制作されることとなり、その続編企画と同時進行していたスピンオフ企画の1つである。

そもそも聖闘士星矢は冥王ハーデス編で完結ではなかった。

車田正美氏はハーデス編の後に、「天界編」というアテナの兄弟たち、つまり神々と主人公・星矢たちとの死闘を描いて完結する予定だった。

ところが聖闘士星矢の人気にかげりが見えてきて、集英社は打ち切りを決定した。

車田正美氏の執念は凄まじい。

男坂の号でも書いたように、車田正美氏は信念を貫く男であるから、消化できなかったものを、何年たってもはき出すチャンスを狙っている。

そこに来て、ついにフルカラーによる続編である。

そして本作のように複数のスピンオフが描かれたのである。

原作・車田正美、作画・岡田芽武で描かれる物語は、聖闘士星矢でその存在感からファンが最も愛する黄金聖闘士たちの若き日を描いている。

教皇に分した双子座のサガの策略で殺害されようとしたアテナを救うべく、聖域を出た射手座のアイオロス。その反逆から6年後、弟の獅子座のアイオリアを主人公にした物語は、ティターン神族との戦いが描かれる。

今回は本当に神々との戦い、そして巨人との戦いになる。

若き日の黄金聖闘士たちだが、その強さは凄まじい。神をも圧倒するとはまさしくこの事だろう。

作画の岡田芽武氏の画力にはいつも圧倒されるが、今回は力が入っている。正直、何が起こっているのか分からない瞬間があるものの、迫力はまるで漫画が3Dになった錯覚さえ覚える。

また短編として射手座のアイオロスの話も出てくるのだが、伝説の黄金聖闘士だけのことはあり、その力は最強の巨人を一撃で粉砕するほどである。

外伝として聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話なども存在するが、ここから初めても問題はない。

本編へつながる話だから全然問題はない。

近年まれに見る書き込みのある漫画である。
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